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子どもに自信を持たせたい、子どもの自己肯定感を高めたい、という思いで褒める子育てを実践している親は多いと思います。
その効果を得る条件に、能力や結果ではなくプロセスを褒める、というのがあります。
しかし、プロセスの称賛(プロセス・プレイズ)なら何でもよい、というわけではありません。
用い方によっては、ネガティブに作用することもあります。
今回の記事では、子どもの褒め方のガイドラインを示します。
この記事の内容を実践すると、子どもの学習意欲、挑戦意欲を高め、粘り強さを強化することができます。また、努力の源泉となる増大的知能観の発達を効果的に促すことができます。
なお、この記事が対象とする子どもの年齢は、4歳から10歳ぐらいです(その前後のことにも多少触れています)。
おさらい(用語解説)
プロセス・プレイズ:努力や戦略、挑戦を評価する称賛。子どもの粘り強さや学習意欲、挑戦意欲を向上させる効果がある。
パーソン・プレイズ:能力やパフォーマンスを評価する称賛(「パーソン」は人の特性を意味する)。子どもの粘り強さや学習意欲、挑戦意欲を低下させる効果がある。
増大的知能観:「知能は学習によって鍛えることができる」という信念。
増大フレームワーク:「成功は努力しだいである」、「失敗や困難は学習の機会である」、「何をするにも方略がある」、「挑戦は受け入れたほうがよい」といった信念とそれに基づく行動や姿勢。増大的知能観を持っている人に見られる特徴。
褒め方の基本をおさえる
まずはおさらいもかねて、褒め方の基本をおさえておきましょう。
プロセスを褒める
褒め方の基本は、プロセスを褒めることです。
子どもの努力、戦略、挑戦に目を向け、その行為や姿勢を褒めます。
プロセス・プレイズを適切に運用すれば、子どもの粘り強さを強化し、増大的フレームワークの発達を効果的に促すことができます。
向社会的行動を褒める
子どもの向社会的行動を褒めるのも、子どもの成長の助けになります。
向社会的行動とは、手伝いや手助けなどの行動をいいます。
たとえば、1歳ちょっとの子どもに、落としたものを取ってもらい、それを褒めると、その子どもたちは他の子どもたちよりも2倍手助けをするようになったという実験結果があります。(01)
また、家事の手伝いなどの向社会的行動を褒められている小学生は、うつ的な症状が少ないというデータもあります。(02)
褒め方としては、「ありがとう!とても助かった」のような言葉をかけてあげればよいです。
褒め言葉というよりは感謝の言葉ですが、「あなたの行動が助けになった」という意を表すので、プロセスを称賛していることに違いはありません。
子どもにはたくさん手伝いをしてもらって、どんどん褒めてあげましょう。
たくさん褒める
比較的少ない量の称賛でも、子どものモチベーションに影響を与えることがわかっていますが(たとえば、03, 04, 05, 06)、多ければそれだけ効果もアップするのでしょうか。
これについて、幼児では、「プロセス・プレイズを多く受けた子どもほど、増大的フレームワークを発達させる可能性が高くなる」ことが報告されています。(たとえば、06, 07)
また、小中学生では、「プロセス・プレイズを多く受ける子どもほど、高い学習目標を持っている」ことが報告されています。(08)
子どもが受け取るプロセス・プレイズの量は、多いに越したことがない、というのは間違いないようです。
プロセス・プレイズの割合を高める
どんな親も、一つのタイプの称賛だけを一貫して使い続けることはありません。
そのときどきで、プロセス・プレイズを用いたり、パーソン・プレイズを用いたり、あいまいに褒めたりするものです。(たとえば、07, 09, 10)
問題は、その割合です。
アメリカの5,6歳児を対象に、称賛の割合が失敗後のモチベーションにどう影響するかを調べた研究があります。(06)
このレポートによると、子どもが失敗後も自己評価を低下させないためには、受け取る全ての称賛のうち、4回に1回がプロセス・プレイズである必要がありました。
また、失敗後も取り組みを持続させるためには、4回に3回がプロセス・プレイズである必要がありました。
さらに、プロセス・プレイズの量が増えるにつれて、子どもたちは失敗後も、肯定的な自己評価と粘り強さを示す可能性が高くなりました。
あくまでも一つのエビデンスですが、この75%というのは、一つの目安になります。
子どもは家庭の外で(たとえば、幼稚園や小学校で)、パーソン・プレイズを受けたり、周囲の子どもが受けるのを聞いたりすることがあります。
それを考慮すると、家庭での称賛のほとんどがプロセス・プレイズでなければならないことになります。
そのためには、子育てに携わる者みながその知識と意識を共有することが重要です。
いくら母親が一生懸命プロセス・プレイズを贈っても、父親が度々パーソン・プレイズを贈っては、目標(75%)の達成が困難になってしまうからです。
称賛のネガティブな影響 ~ その対処のしかた
とはいえ、プロセス・プレイズを乱用するのは禁物です。
子どもは4歳にもなると、高度な言葉が理解できるようになり、人の心を推し量る能力が成熟してきます。
その結果、自分の認識とかけ離れた不正確な称賛、適当にばらまかれたいいかげんな称賛、本音ではない称賛 には否定的な反応を示すようになります。
子どもへの称賛は、事実を正確に反映したものでなければならないのです。
以下に、プロセス・プレイズを使用する際の留意事項をまとめておきます。
簡単にできることは褒めない
たくさん褒めようとするあまり、簡単にできることを褒めたり、同じことを繰り返し褒めたりすると、「自分は能力が低いのではないか」という疑念を持たれてしまうことがあります。(11, 12)
また、子どもはそのように無差別に褒める大人の称賛を信用しません。(13)
プロセス・プレイズであっても、その行動が褒めるに値するかどうかを判断したうえで、用いなければなりません。
失敗後のなぐさめに褒め言葉を利用しない
子どもが失敗したときやパフォーマンスが良くなかったと感じているときに、「よくやったよ」、「よく頑張ったよ」などと言ってなぐさめると、かえってモチベーションを低下させてしまうことがあります。「こんな結果だから、努力を褒めるしかないのだろう」と解釈されてしまうからです。(14)
もちろん、前向きなプロセスについては、結果に関係なく、きちんと評価してあげればよいです。
そのうえで、どこを改善すればよいかアドバイスしたり、「また挑戦すればよい」、「いずれ結果はでる」などと言って励ましてあげると、モチベーションを維持することができます。
もし、子どもの努力が足りていないと感じたなら、その必要性を説き、場合によってはその取り組みをサポートしてあげることが必要になります。
過大に褒めない
「過大に褒める」とは、事の程度を誇張して褒めることをいいます。
たとえば、日常の小さな成功に対して、「すごい!本当によくやった」などと言えば、それは「誇張」にあたるかもしれません。
褒め言葉が過大かどうかは、子どもがどう受け止めるかにもよります。
それが子どもの認識とかけ離れている場合は、モチベーションにネガティブな影響を与える可能性があります。
過大な褒め言葉が及ぼす影響は、自己肯定感の低い子どもと高い子どもで異なります。
自己肯定感の低い子どもは、その過大な評価がプレッシャーとなり、挑戦を思いとどまるようになります。失敗して自分の価値が低下することを恐れるためです。(たとえば、15, 16)
一方、自己肯定感の高い子どもでは、過大な褒め言葉がむしろ挑戦意欲を高める方向に作用します。ただし、同時にナルシズムを助長する という別の問題が指摘されています。(たとえば、17, 18)
過大な称賛は学習意欲だけでなく、心の健康にも影響を与えます。
親の褒め方が過ぎていると感じている子どもと、適切であると感じている子どもの学業成績と心理的健康を比較した研究があります。(19)
このレポートによると、褒め方が過ぎていると感じている子どもは、適切と感じている子どもよりも、学業成績が悪く、うつ的な症状を多く持っていました。
適切な称賛は、子どもの心の健康を保つのにも重要な役割を果たしているのです。
誇張のない正確な称賛を贈るポイントは?
誇張のない正確な称賛を贈るポイントは、普段からそこに至るプロセスをよく見ておくことです。
あるいは、「どこを頑張ったのか」、「どこを工夫したのか」、「どのように考えたのか」など、普段から子どもとよく会話をすることです。
そうすることで、子どもの前向きな行動を正確に評価することができます。
なお、少しの誇張は、事実や背景をきちんと捉えてさえいれば、子どもは好意的に受けとめるので問題はありません。(19)
思春期に入ると、プロセス・プレイズでも逆効果になる場合がある
思春期(11歳以上)の子どもでは、努力を褒めることが、残念賞や能力の低さのシグナルとなってしまうことがあります。(たとえば、20, 21)
中学生ぐらいになると、多くの子どもが「能力は生得的なもの」と認識しています。
そのような子どもは、努力を褒められると、「自分には才能がないんだな(才能があれば、それを褒めるはずだから)」と解釈する傾向があります。
その結果、難しい課題に挑戦することを避けるようになります。
「(自分の能力では)努力してもたかだか知れている」、あるいは「努力して結果がでなければ、能力が低いことを認めなければならない」と考えるからです。
対処方法は?
この問題の最良の対処方法は、幼児期から小学校の中学年にかけて、増大的知能観を浸透せておくことです。
この期間に、「能力は鍛えられる」という確固たる信念を確立することができれば、この問題は発生しません。
これは、このブログの主要なテーマの一つでもあります。
思春期に入ってからの対処方法としては、次の5つを実践することをお勧めします。
- 可能な場合は、成功や達成を、努力以外のプロセス指向の要因(たとえば、戦略)と結びつけて褒めます。
- 神経科学的に、知能は学習を通じて強化できることが分かっています。脳の神経機能は学習すればするほど発達します。賢くなることに上限はありません。これを子どもに説明してあげてください。
- 世の中には、「才能がない」と烙印を押されながらも努力と戦略によって成功した人がたくさんいます。そういう人たちのエピソードをできるだけ多く話してあげてください。
たとえば、有森裕子さん、福本伸行さん、本田圭佑さんなどのエピソードは、私もよく利用させてもらっています。 - 社会の評価尺度は、100m走のように単一ではありません。ものすごく多様で複合的です。その中で、自分の適性を見出し、特性を生かすことができれば、誰もが選んだ道で躍動できる可能性があります。
そこでは、努力と戦略と人間性(たとえば、誠実さ)がものをいいます。これを子どもに理解させる必要があります。 - いくら子どもに努力の重要性を説いても、継続的な取り組みによって課題を達成したり、自己を向上させたりすることがなければモチベーションは持続しません。
結局のところ、「学習する/練習する → パフォーマンスが向上する」を繰り返していくしかありません。
親として、これがサポートできるかどうかが重要です。
本当に効果のある子どもの褒め方
ここまでは、称賛によるネガティブな影響を回避する方法についてお話しました。
ここからは、増大フレームワークの形成に、 より効果的な褒め方について解説します。
具体的に褒める
子どもの前向きな行動や姿勢、戦略を、どこがどうよかったのか具体的に褒めると、事実を反映した正確な称賛になります。
これによって、子どもに「本音の称賛ではない」と受け止められるリスクが、ほぼなくなります。
具体的な称賛は、他の肯定的な称賛よりも、子どもの課題に向かう行動を促進します。
また、学業上の自己に対する理解や認識を大幅に高めます。(たとえば、22, 23)
【具体的な称賛の例】
「いろいろな方法を試したんだね。そういうやり方は非常によい」
「(描いた絵を見て)色の組み合わせがとてもきれいだね」
また、より説明的な称賛は、子どもにどのような行動が望ましいかの理解を促し、その行動を強化します。
【説明的な称賛の例】
「(描いた絵を見て)黄色と紫のコントラストがとてもきれいだね」
なお、もし成果を褒めようとして、具体的な行動の説明ができないなら、それは褒める機会ではないかもしれません。
習熟を褒める
習熟を褒めるとは、具体的には次のような称賛をいいます。
「だいぶ上達したね」
「たくさん練習したのがよくわかる」
「コツをつかんだようだね。ここまでよく頑張った」
「ついにできたね。粘ったかいがあったね」
子どもに習熟の称賛を与えると、子どもの意識は能力を構築することに向かいます。その結果、モチベーションが強化されます。(24)
成功や達成を努力、挑戦、戦略と結びつけて褒める
最も効果のある称賛は、努力や挑戦、戦略が、成功や達成と結びついたときに贈られるプロセス・プレイズです。(たとえば、25, 26)
経験的にも、そのような機会を多く得て育った子どもは、挑戦意欲、向上心が高く、非常によく努力をします。エビデンスどおり、強力な増大的知能観を保持しているように見えます。
そのような機会を多く得る最良の方法は、子どもに課題を与えて、その取り組みをサポートしてあげることです。
課題とは、「~ができるようになる」、「~をやり切る」といった類のものです。
子どもが課題に継続的に取り組むと、成功や達成の体験が格段に増えます。
養育者は、そのたびに、最高品質のプロセス・プレイズを贈ることができます。
また、サポートを通じて、子どもの頑張りや思考活動を引き出せば、それに対して質の高いプロセス・プレイズを贈ることもできます。
さらに、取り組みの継続によって、技能が向上していくので、「習熟の称賛」を高頻度に贈ることができます。
これ以上に効果的な方法はありません。
実は、子どもの教育でみなさんに最もやってほしいのが、このような日々の取り組みのサポートです。
親としては少し大変なのですが、5歳ぐらいから5,6年間、このようなサポートが続けられると、増大フレームワークの形成が非常にうまくいきます。
この具体的な方法については、別の記事で改めて取り上げる予定です。
まとめ
●子どもへの称賛は、努力、戦略、挑戦に関わる行動や姿勢、そして向社会的行動に焦点を当てる。
●子どもが受け取る称賛の量は多いに越したことがない。
●子どもが受け取るプロセス・プレイズの全ての称賛に占める割合が、75%以上になるように目指す。
●かといって、プロセス・プレイズを安易にばらまいてはいけない。子どもに贈る称賛は、実態を正確に捉えた本音の称賛でなければならない。
●子どもを効果的な称賛を贈るポイントは三つ
- 子どもの前向きな行動や姿勢を具体的に褒める。
- 習熟に焦点を当てる。
- 成功や達成に対して努力や挑戦、戦略を褒める。
●子どもに課題を与えて、その取り組みをサポートしていくと、これらの機会を確実に増やすことができる。
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子どもの学びに関する多くの学術的知見を持っています。
また、6歳児から中高校生まで勉強を教えた経験があり、学力に与える学習の効果は、年齢が低いほど大きいことを痛感しています。
これらを生かして、効果的で再現性の高い子どもの学びのあり方や方法を提案していきます。よろしくお願いします。