数の力を身につける18ステップ!
家庭でできるチェック&トレーニング【ステップ6】
習得目標年齢:4歳
▶ 前のステップへ:【ステップ5】 残りはいくつ?(5までの数)
数には、“もの”や“こと”がどれだけあるかを表す「集合数(基数)」のほかに、“もの”や“こと”の順番を表す「順序数(序数)」があります。
子どもの数の概念の形成は、基数の理解にはじまり、数字が表す大きさの理解、そして序数の理解へと横断します。
お子さんが集合数を理解したら、順序数についても、きちんと理解しているか確認しておきましょう。
【課題】〇番目を指でさす
用意するもの:
おはじき(10個)
手続き
❷ どちらかの端を指して、「こっちから3番目のおはじきはどれ?指でさしてみて。」などと問います。
このような手続きを、まずは1から5の数をランダムに指定して行い、それができたら6から10の数でも行います。
チェックポイント
子どもが、端から順に数えて、〇番目を認識できることを確認します。
順序数の理解が不十分なお子さんには
もし、◯番目の特定に手間どるようなら、一緒に「1番目、2番目、…」と数えて、「◯番目」の理解を促します。
また、引き続き日常生活の中で、順番や順位に関する会話や働きかけを行い、序数に対する理解の向上をはかっていきます。
日常生活の中で順序数(序数)の理解を促す方法についてはこちら
次のステップへ:【ステップ7】こっちの手には何個ある?(5までの数)(近日公開予定)
子どもの学びに関する多くの学術的知見を持っています。
また、6歳児から中高校生まで勉強を教えた経験があり、学力に与える学習の効果は、年齢が低いほど大きいことを痛感しています。
これらを生かして、効果的で再現性の高い子どもの学びのあり方や方法を提案していきます。よろしくお願いします。